北欧雑貨、デザイナー家具などが有名で、街の至るところにおしゃれで素朴な北欧デザインのものを見つけることができます。私がストックホルムが好きな理由は、NYとかロンドンみたいに強い刺激はないけど、街並みはキレイで、みんな親切で、英語が公用語ではありませんが、英語は問題なく通じるところ。リラックスして街を散歩したり、住んでるように旅をするのが簡単に叶う街。ふらっとカフェに入ったり、おしゃれな雑貨屋さんを覗いたり、公園でサンドウィッチを食べたり、女性がふらっと一人旅するにはちょうど良いし、日の長い夏期には野外イベントや青空マーケットも開催されています。
お勧めのエリア
①ガムラスタン Gamla stan
ガムラスタンとは小さい島になっていて、ストックホルムの旧市街になります。他のエリアと違う雰囲気があって、夜はガス灯で昔にタイムワープしたような気分を楽しめます。観光客が多いスポットも多いですが、私のお勧めなのは早朝の散歩。ガムラスタンに滞在して、少し早く起きて、人の少ないガムラスタンの通りを歩いてみて。まだ少し薄暗いけど、すっきりした空気、これから仕事に行く人たちを眺めて、1日のプランを立ててみてはいかがでしょう。
②ローゼンダール・ガーデン Rosendals Trädgård
ユールゴーデン島〈Djurgården〉(動物の庭という意味)は、昔スウェーデン王家の狩猟場や別荘地だったそうで、今も自然が多く残る美しいみどりの島になります。私が訪れたのは15年程前で、それからストックホルムに来た時には、必ずここにあるカフェに寄っていきます。温室を改造したオープンエアーのすてきなカフェとなっていて、敷地内の畑でバイオダイナミック農法で育てられた野菜やハーブを使ったオーガニック料理、石釜で焼いた自家製パン、季節の果物を使った焼き菓子などを目当てに、週末にはたくさんの人が集まっています。日本にいるとなかなかないようなサフランを使ったお菓子など、自然派な人でなくても楽しめる場所になっています。
➂セーデルマルム地区 Södermalm
ストックホルムのソーホーと称されるセーデルマルム地区。高台にあり、芸術家たちが暮らすお洒落なエリアなので、カフェも個性的なおしゃれな雰囲気です。ちょっとしたデザイナー雑貨をお土産を探しに行くのもいいかも。賑やかなだけど公園も多く、市立博物館もあるので、ぶらぶら散策を楽しめるのも魅力の一つ
ベストシーズンは?
初めて訪れるなら夏がお勧め。7月~8月の夏は日照時間が長くなりますが、さほど暑くはなく、カラッとさわやか。白夜の夏は23時ころまで明るいので、夜なのにカーテンを閉めても日が差し込んできて、外を歩いていても時間の感覚がなくなるという不思議な体験が出来ます。夏至祭(6月20~26日の間の土曜日)などの夏のイベントも盛りだくさんで、短い夏を満喫しましょう。
持っていくと便利なもの
旅の必需品はそれぞれ。ですが、日本のビジネスホテルのように、簡易的だけど必要なものは揃っているってことは海外ではあり得ません。
- 歯ブラシ(絶対これだけは日本のものを!)とスリッパ(夏ならビーチサンダルも役立つ)
- 道のアップダウンが激しいので、歩き疲れた足には着圧ソックス(機内でも役立つ)
- 夏でも肌寒いため、スカートよりパンツスタイルを多めに
- ガイドブックが入るサイズの肩掛けバッグ(手荷物は少な目に)
- シャンプー&リンス(リーズナブルなホテル滞在の場合)
- さらっと着られるトップスやストール
- モバイルバッテリーと時計(スマホの電源が切れた時のために)
まとめ
海外旅行は特にあっという間に感じます。違う景色、違う文化、違う食事、違う人たち、子供のころのように毎日発見があって、気付くと帰国のフライトの日が間近に。一人旅で日常の悩みのヒントを見つけたり、自分の新しい一面を発見したり、特に収穫がなくたって、旅はリフレッシュ。楽しめればそれでいい。そんな気楽で自由な気持ちで、旅に出てもらいたいと思います。
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